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法人のネット銀行&ネットバンキングの選び方



法人のネット銀行&ネットバンキングの選び方

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本ページでは、法人が「(有人店舗を持つ銀行の)ネットバンキング機能を追加申し込み」、もしくは「インターネット専業銀行を申し込む」場合の選び方・コツについてご紹介します。


1. 都市銀行などのネットバンキングは有料!
2. ゆうちょ銀行はネットバンキング無料
3. JNB、楽天銀行は後日申し込みがベター
4. その他のネット銀行について



有人店舗を有する銀行(都市銀行/メガバンク、地方銀行、信用金庫)で「法人向けのインターネットバンキング」を利用する場合、毎月 "口座維持手数料" が かかります。

銀行にもよりますが、三菱UFJや三井住友の場合、だいたい「月額 1,600円~2,000円+消費税」くらいの費用がかかります。年間で税込み約20,000円~26,000円ほどになります。それ以外にも、(便利ではあると思いますが)付加サービスに応じて、追加で課金されます。



地方銀行や信用金庫も同様で、安くても「月額 1,000円+消費税」くらいは取られます。ちなみに、みずほ銀行ですと「月額 3,000円+消費税」もかかります。高いですね。

また、三菱UFJ銀行や三井住友銀行の法人口座には、キャッシュカードにデビットカード機能が付いていません。ただし、Pay-easy(ペイジー)は使えます。

このため、有人店舗の銀行(の有料ネットバンキングの申し込み)は、本当にネットバンキングが必要となる時まで、あるいはその手数料の負担を感じないほどの収益力がつくまで 申し込みを控えてもいいんじゃないかと思われます。



ゆうちょ銀行(郵便局)は、ネットバンクの口座を維持するのにお金がかかりません法人も無料で使えます。

提出すべき公的書類が用意されていれば、さほど手こずることなく口座を開設できます。ゆうちょの口座が必要な方は、他行の申し込みと一緒に申請しておくといいですね。

ただし、労働保険料の口座引き落としが出来ません。また、インターネット専業銀行のように法人向けデビットカードはありません(VISAデビットなど)。このため、他行の利用とうまく使い分けることをおすすめします。



インターネット専業銀行のうち、「ジャパンネット銀行(JNB)」と「楽天銀行」は、申し込み時に『会社内容を把握できる資料や書類』(いわゆる事業実態を確認できる資料)を求めてきます。これらのモノを整えてから「口座開設の申し込み」をした方が審査に通りやすくなります。



具体的には、ホームページ(法人名、連絡先などが明記されているもの)、許認可証(免許証)、登録・取引先が発行した届出書、発注書・納品書・請求書(コピー)、業務委託契約書・売買契約書(本業に関わるもの)、取扱商品確認資料などのうち、いずれかの資料(書類)を用意する必要があります。

法人化して "開業 間もない頃" ですと、これらの書類や資料が足りないことが多いため、審査に落とされる可能性が結構高くなります。落とされれば、しばらくの期間は口座開設の申し込み(再チャレンジ)がしづらくなってしまいます。

ジャパンネット銀行 や 楽天銀行 は、(1) 月額利用料(口座維持手数料)が かからないこと、(2) 入出金手数料は一定の条件の範囲内で無料になること、(3) 振込手数料も比較的安いこと、(4) VISA や JCB などのデビットカード機能付きのキャッシュカードを選択できるため、ネットや店頭での支払いにも大いに役立つこと、(5) しかもネットでカンタンにお金を管理できること など、利用の仕方次第で 相応の価値は得られます。

このため、両行の開設申し込みは、"審査に落ちにくくなるための準備(対策)" をしてから行う方が得策です。

個人的な意見ですが、ジャパンネット銀行 や 楽天銀行などのネット専業銀行は、既述のとおり、デビットカード(VISAなどの付いた先払いの支払い機能)が付いてくるのが、とても便利だと思います。

理由は、クレジットカード(後払い、信用借入のカード)と異なり、「不正アクセスによる多額の損害を回避できる(毎月ネット支払いしそうな金額だけ入金しておける)」こと、また「あらかじめ 決まった金額を口座に預けておくことによって、(口座の上限を超えられないため)無駄な買い物をしなくて済む」ことなど、金銭的なブレーキを掛けることが可能であるからです。お金をキッチリ管理したい方にとっては、最高のメリットといえますね。



インターネット専業銀行の「住信SBIネット銀行」は、「事業実態を確認できる資料」を要求していないなど、比較的スマートな開設手続き・手順となっています。つまり、「開設しやすい」ということです。すぐにネット口座が欲しい場合には、大変有難いですね。ただし、一定の利用条件を除き、預け入れ・引き出しに手数料がかかります。



「GMOあおぞらネット銀行」は、「事業実態を確認できる資料」を要求していて、なおかつ入出金の際に手数料もかかります。ただし、他行あて手数料が安い等、同行独自のメリットはありますので、こちらも検討の余地はあると思います。